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【USCPA FAR】政府会計 Governmental Accounting - OverviewとFund Accountingについて

企業会計やっていきます。

 

 

Overview

まず企業会計のレポーティングの目的は、ステークホルダーが適切な判断を下せるための情報を開示するのが主要な目的になります。

もちろん、株主であれば利益がどれぐらい出ているのかといった情報が必要になります。

 

一方で政府会計というのは企業会計と比較して特徴的なのは

どのように、どのように資源を手に入れ使っているのかというフローを明確にすることが重要であり、ステークホルダーの関心事になります

つまりところ

税金をどのように手に入れ、どのようにその税収を使用したのかということについてのtransparancyが求められます。

 

GASB(Governmental Accounting Standards Board )

STATEMENT 34 â BASIC FINANCIAL STATEMENTS AND
MANAGEMENTâS DISCUSSION AND ANALYSIS FOR
STATE AND LOCAL GOVERNMENTS
New inf...

https://www.slideshare.net/transweb/gasb-governmental-accounting-standards-board-accounting

 政府会計はFASBとは異なるスタンダードにて管理されています。それがGASBです。

 

レポートの呼び名

Management discussion and analysis (MD&A、予算の比較だったり、過去年度との比較をする)
Explanation of the sources and uses of financial resources (P&Lみたいな)

 

GASB Concept Statement No. 4

過去問に出てきた、理論問題

財務諸表の構成要素は、GASB 概念書第 4 号において、それぞれ以下のとおり定義されている。

・資産とは、政府が現在支配している現在の用役提供能力(present service capacity)をともなう資源である


・負債とは、政府が回避する裁量をほとんどまたは全くもたない、資源を犠牲にする現在の義務(present obligations)である

 

 

Fund Accounting

 

まずはファンドの種類を明確にしていきましょう。

大きく分けて3つのファンドがあり、細かくわけると11個のファンドがあります。

我々日本人には、usのしかも政府会計という、日常生活で一切関わらないであろう領域ですので、これはもうすべて暗記するしかないかなと思います。 

 

 

A Governmental Fund

 税金を主な収入としてやりくりしています。

 

A-1. General Fund

いわゆる日本語で言うところの”一般会計”。Day to Day operationに使われます。

幅広い公共サービスに対する支出が会計処理されることになるが、主に「使途制限 のない財源」で賄われているという点がポイント。

 

A-2. Special Revenue Fund

 法令等により特定の活動に使途が制限された特別歳入 (special revenue) の会計処理を行うファンド。 

具体的な例でいうと、政府から補助金をもらって、交通インフラのimprovementに使いますといった感じ。この補助金は交通インフラ目的という利用制限がかかっています。

 

A-3. Capital Project Fund

主要な資本資産 (major capital assets) の取得・建設・リースのための財源を会計処理するファンド。 地方政府が大規模な資本的施設を建設する際には、地方債を発行してその建設資金を調達することが多い。 「プレミアム」部分については、直ちに Debt Service Fund に移転され、地方債などの償還に充てられる。 建設資金を一時的に投資したことから生じる「運用益」についても同様である。

具体的な例は、図書館の建設など。上記のように債権を発行するのであれば、その債権で得たcashは当然利用制限がかかっています。

 

A-4. Debt Service Fund

地方債の償還であったり、利息の支払いであったり、債権を一括して管理するfundです。逆に言うと債務にかんしては他のfundで個別にやりくりしないことになります。

 

A-5. Permanent Fund

元本 (principal) ではなく、そこからあがる運用益 (earnings) のみを公共 (public) のために用いることが要 求されている財源を会計処理するファンド。

例えば、金持ちの市民が市に寄付をしたものの、投資運用益を教育事業に廻し、元本はあくまでタッチしないでくれといった寄付の場合、このfundにまわってくる。

 

これがGovernmental Fundの5つです。General / Special Revenue / Captital Project / Debt service / Permanent 、、、必ず暗記してしまいましょう。

 

なお会計処理はModified Accrual Basisを使用します。

 

B Proprietary Fund

 

こちらは2つしかありません。一般企業に近い活動を行っているものたちをこちらのカテゴリーのfundで会計処理をします。ですので基本的に税収を使いません。

 

B-1. Enterprise Fund

ガス、電気、水道といった公共インフラ系の事業をこちらで管理します。

民間と同じような利益構造であるのが特徴で、売上は市民からサービスの対価として発生します。

 

B-2. Internal Service Fund

こちらは政府の中でサービスを提供している部門をまとめます。

たとえば配車サービス、印刷サービスなどなど政府内で必要なサービスを提供して売上を得ている部門などがこれに該当します。

 

Proprietary は2つです。Enterprise とInternal service。

こちらは企業会計と同様にAccrual Basisで管理をしていきます。

 

C Fiduciary Fund

特定の個人、特定の民間組織、他の政府のために行われる「信託的な活動 (fiduciary activities) 」を会計処理す るカテゴリー。4種類のファンドに共通することは、その政府自身のものではない  (=政府の活動:公共のためには使えない)財源を管理(運用)していること

 

C-1. Pension Trus Fund

公務員の年金管理ファンドです。公務員達のためのお金なので、公共には使えません。

 

C-2. Investment Trus Fund

他の政府(下位政府)のために設定された投資プールを会計処理するファンド。 要は、他の政府(下位政府)向けの投資信託であるので、公共に回せるお金ではありません。

 

C-3. Private Purpose Trust Fund

特定の個人や特定の民間組織のために元本と運用益 (principal and/or earnings) が用いられる、 年金信託・投資信託以外の信託を設定する活動を会計処理するファンド。

年金信託・投資信託以外の信託を設定する活動を会計処理するファンド。

 

C-4. Agency Fund /Custodial Fund 

特定の個人、特定の民間組織または他の政府に代わって、一時的に保有する財源の会計処理を行うファンド。 Fiduciary Funds カテゴリーの他の3種類のファンドで会計処理されない(つまり、信託を設定しない) 信託的な活動が会計処理されることになる。要は、特定の個人や他の政府等の資金を一時的に (短期間; 通常3ヶ月以内)預かっているファンドとおさえておこう

 

Pension Trust / Invcestment Trus / Private Purpose Trust / Agency  こちらの4つ。

これらはAccrual Basisで管理します。

 

最初でも述べたように、このお金たちは要するにこの政府のお金では実質ないということになるので、government wide statmentには出てこないことになります。